工事見積の総額が違うとき、単価より先にそろえる項目

安い見積が同じ内容とは限りません。施工範囲、仮設、処分、追加工事の条件をそろえ、金額の差を説明できるようにします。

対象範囲を図面と照らす

一社は建物全体、もう一社は傷んだ一面だけを見積もっていれば、総額を比べても意味がありません。面積、数量、施工場所、使用材料を確認します。現地調査の条件もそろえ、同じ前提で見積が作られたかを確かめましょう。

本体以外の費用を見る

足場、養生、廃材処分、交通誘導、共用部の清掃などが別途になっていないかを見ます。税を含むかも比較表に書きます。安く見える案に後から必要な費用を足すと金額が変わるため、含む項目と含まない項目を明示します。

工事中に変わる条件を聞く

開けてみないと分からない箇所は、追加工事の可能性と判断の手順を確認します。現場で誰が説明を受け、誰が承認するのかも決めます。「一式」の欄をすべて確定費用と受け取らず、変更時の見積と承認を残す方法を用意します。

金額以外の比較軸も残す

施工時期、工期、入居者への影響、施工後の対応も並べます。専門的な工法の妥当性は、必要に応じて第三者へ確認します。総額の安さだけで決めるための表ではなく、何に対していくら払うかを理解するための比較にしましょう。

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