
年間収支がプラスでも、大きな支払いが先に来ると資金は不足します。修繕のある月を、週ごとの入出金で見る考え方です。
改訂内容:買い手の取得代金と対象会社の運転資金を区別しました。
収入と支出を支払日で置く
損益の表とは別に、月初の預金、家賃の入金日、返済日、工事代金の支払日を並べます。月末の残高だけを見ると、月の途中の不足を見落とすことがあります。予定の数字には、請求書などの根拠と確定・未確定の区分を付けます。
同じ月でも順序で変わる
説明用に月初残高100万円、工事の支払120万円、後日の家賃入金60万円とします。工事の支払いが先なら一時的に20万円不足します。他の出入りを省いた例ですが、月末残高が40万円でも途中の資金は足りないことが分かります。
予定のずれも一つずつ確認する
家賃の入金が遅れる、工事の着手金が増えるなど、ずれが起きる場合を検討します。すべてを一度に変えると原因が分かりにくいため、まず項目ごとに確認します。追加資金が必要なら、必要日がいつかを明確にして相談します。
取得直後の支払いも表へ入れる
会社を引き継ぐ時期によっては、年払いの保険や大きな修繕と重なる場合があります。買い手が用意する株式取得代金と、対象会社が日々の支払いに使う運転資金は、資金の持ち主が異なるため分けて確認します。投資の良否をこの表だけで判断せず、日々の支払いを継続できるかを見る資料として使います。