
契約上の家賃と管理会社からの振込は、同額とは限りません。控除された費用と対象月をたどり、未収家賃と取り違えないようにします。
30万円の家賃が、そのまま振り込まれない例
説明用に、家賃合計30万円から管理料1万6,500円と立替修繕費1万1,000円を引くと、送金額は27万2,500円です。2万7,500円の差はこの場合、未収家賃ではありません。通帳だけで差額を滞納とせず、管理会社の送金明細で控除の内訳を探します。
請求する月と入金日を並べる
9月分を8月末までに払う契約なら、9月の通帳だけでは照合できません。家賃一覧に対象月、入金記録に着金日と充当月を付けます。管理会社が翌月に送金する場合は、その送金が何月分の回収をまとめたものかも確かめます。
合計が合っても、部屋ごとには差が残る
ある部屋の不足と別の部屋の前払いが、合計では相殺されることがあります。最後は部屋番号ごとに請求額と充当額を照合します。振込名義だけで部屋を特定できない入金は仮置きにし、管理会社へ確認してから割り当てます。
差額の説明を一行で残す
「9月分、管理料と工事立替の控除あり、送金明細で照合済み」のように、差の理由と根拠資料を残します。未解決分があるなら、部屋番号・金額・照会先を付けます。翌月の報告で回答を確認できれば、同じ差額を毎回探し直さずに済みます。